【11/24 27:59】記録29日目
今日始めたこと
なし
継続していること
・当記録 23日目
・ツァラツゥストラ音読 5日目
大学に閉じ込められたかと思った。
研究室でレポートを書いていたらいつの間にか深夜1時をまわっていて、慌てて研究室の戸締まりをして学舎を出ようとしたら開かない。
ちょうどコロナのせいでひとつの入口を除いて全ての入り口が閉鎖されていたから、その唯一のドアが開かないとわかった時のショックはかなりのものだった。
とりあえず警備員さんを探した。2つある警備室はどちらも電気が消えている。警備員さんも深夜は流石にいないのか…?希望の大部分が潰える。とりあえずトイレに行く。生憎入り口が開かないとわかる前に研究室の鍵は返却BOXの中に入れてしまって研究室には入れないから、最悪トイレで寝るしかない。そんなことを考えながらどうにか助かる道はないか考えた。しかし特にいい案も浮かばず、とりあえずもう一度警備室を覗いた。相変わらず暗いがなんだか物音がする。ゴト、ゴト。焦っていて気づかなかったが暗い学舎内。少し怖くなる。「すいませーん。」…。「どうしました?」よかった。人だ。ガチャ。警備員のお爺さんが出てきた。急に声をかけられて怖がらせてしまっていたら申し訳ない。「鍵が閉まっていて帰れないので開けていただきたくて…」「えぇ?あそこのドアは自分で開けられるよォ。知らなかったかい?」…。「知りませんでした。」こうして最後はなんともあっけなく脱出に成功した。
教訓。何かトラブルが起きたら、まずは自分を疑おう。